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のど(綴じ部分)データ配置について
2018年3月7日|カテゴリー:
2018年3月14日 記事追記しました
どうも、フォトレボスタッフのモガです。
フェイスブックからこんなご質問頂きました。
「本の中央部分をどれくらいあければいいでしょうか?」
中央部分?なんのこと?と思われるかもしれませんが、
皆さんこんな事ありませんか?
○フォトブックを開いてみたら、中央部分に書いている文字が見ずらい。
○フォトブックの真ん中で顔が切れて見えなくなってしまった。
どうしてこんなことになるのでしょうか?
それは「のど」を意識しないで文字や画像を入れてしまったから。
そこで今回は、「のど」のデータ配置についてレクチャーしますよ。
まずは「のど」って用語説明をしますね。
「のど」とは、本を開いた時の中央部分(綴じ部分)のことを製本業界用語で「のど」といいます。
ついでに、本を開く時の外側部分(綴じられていない部分)を製本用語で「小口(こぐち)」といいます。
そもそも、なんで綴じ部分が平らにならないの?
それは、フォトレボは「無線綴じ※」なので本を開くと「のど」が平らにならないんです。
だから隠れて見えない部分がでます。ほとんどのフォトブックサービスは無線綴じか平綴じです。
※「無線綴じ」とは製本方法の一種。ページ順に並べた印刷物をまとめた状態で糊を塗って
綴じる方法。フォトレボではPURという特殊で丈夫な糊を使用している。
では、「のど」が平らにならないならどうしたらいいのでしょうか?
「のど」に重要な文字や画像を置かないようにするのです(どーん)
具体的に何ミリ空ければいいのでしょうか?(画像を一切配置しないって意味じゃないよ)
●1ページ目(開始ページ)と最終ページ・・・5mm以上(ページ数によって変動します)
●2ページ目以降・・・10mm~20mm(ページ数によって変動します)
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3/14 追記しました
編集ソフト上の中心位置がわからないので知りたいとご要望ありましたので、追記します。
※表紙だと数値が違ってきます。
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ちなみに、一般的に販売されている無線綴じの本をみると「のど」が空いているのがわかりますよ。
いい例&悪い例
見開きをまたいで「のど」にかかるようなデザインはお勧めしません。
「のど」を避けてレイアウトしましょう。背景は「のど」に入ってもいいものを選ぶと良いです。今回は写真を背景にしました。
女の子の足はのどにかかっても不自然にならないので良しとしました。
基本的に顔にかかるような写真配置はしないのがベター。どうしても見開きにしたいなら右か左に顔を寄せましょう。
写真を撮るときに左寄りか右寄りの構図の写真を撮っておくと、あとで見開きで大活躍しますよー。
フォトブック作成は、写真撮影時点から始まっているのです!
「のど」を意識して素敵なフォトブックを作ってみてくださいね!
モガでした。