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フォトブックをおしゃれにするためのコツをご紹介!
2024年2月29日|カテゴリー:
みなさんこんにちは!千花です。
突然ですが、みなさんはどんなフォトブックを作りたいと思いますか?
にぎやかで見ていて楽しいもの、シンプルですっきりとしたもの、まるで雑誌みたいなものなど、人によって様々な意見が出てきそうです。
せっかく作るならおしゃれなフォトブックにしたい!
そう思っている方も多いはず。
ならばその理想、形にしましょう!
とはいえ、おしゃれなフォトブックを作るにはセンスがいるのでは?と疑問が浮かんでしまいます。
難しいだろう、大変そうという声も聞こえてきそうです。
果たして本当にそうでしょうか?
答えは「ノー」です。
おしゃれに見せるためにはいくつかのコツがあります。
そのコツを活用すれば比較的手軽におしゃれなフォトブックを作ることが可能です!
それではまず撮影編から!
撮影編……?
「ちょっと待て」という声が聞こえてきました(苦笑)
いくらおしゃれなフォトブックを作ろうと思っても、さすがに撮影からやり直すわけにはいきませんよね。フォトブックにする前提で写真を撮っていたなら別ですが、大体の人は撮影後にどうするか考えると思います。
ならばその後の過程、いわゆる構成やレイアウトを工夫すれば良いのです!
以下の画像をご覧ください。
なんというかにぎやかすぎる印象を受けませんか?
ではこちらの二枚はどうでしょうか。
一枚目の画像よりもまとまっていて、おしゃれに見えませんか?
一枚目の画像はなんとなく配置しただけのもの、二枚目と三枚目はおしゃれに見せるコツを意識して配置したものです。
コツを意識するだけでここまで変わります!
今回はフォトブックをおしゃれにするためのコツを構成編とレイアウト編の二つに分けてまとめました。
そのサンプルとしてフォトブックのデータも一冊分作成したので、その画像と合わせてご覧ください。
ちなみに今回使用しているツールは「こだわり編集ソフト」です。テンプレートが豊富であったりレイアウトの自由度が高かったり、さらに画像の大きさなどを微調整することができるので、とってもお勧めです。
構成編①テーマを決める
まずはフォトブックの大まかなテーマを決めましょう。
例:一年間の思い出、子供の成長記録、旅行etc.
フォトブック全体のまとまりをよくするためにもテーマは重要です。
今回サンプルとして作成するフォトブックデータ(以下花ブック)は「花」をテーマにしました。
構成編②ストーリーを考える
ストーリーと書きましたが、ここでは「一冊のフォトブックの中で作る一連の流れ」のことを言います。
物語で言うところの「起承転結」がそれにあたります。
ここで流れを全く考えずにランダムに写真を配置すると、全体的にまとまりがなくなってしまい、おしゃれさから遠のいてしまいます。
なるべく時系列やまとまりを意識して流れを考えるようにしましょう。
花ブックは開花する季節や色味、種類ごとにまとめることにしました。
構成編③人物以外の写真も入れる
テーマとストーリーが決まったら、いよいよ写真選びです。
この時に意識してほしいのが、人物以外の写真も選ぶこと。例えば旅行なら行った場所や旅行先で食べた料理の写真も選びましょう。人物以外の写真が入ることでバリエーションが生まれ、ストーリーもわかりやすくなります。
花ブックではあえて人物が写っているものも選びました。
構成編④フォトブックのスタイルを決める
フォトブックを作る上で結構重要なのが、どんなスタイルのものにするかということです。
フォトブックと言っても、タイプやサイズが違う様々なものがあります。
他にもサービスによって綴じ方や印刷品質、価格が変わってきます。自分の理想に合ったサービスを選んでください。
ちなみにフォトレボのスタイルは以下のようなものとなっています。
種類 | ソフトカバー | ハードカバー | プレミアム | アニバーサリー |
サイズ | ||||
特徴 |
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綴じ方 | 無線綴じ / PUR糊使用(4面台紙商品は除く) | |||
基本価格 | 1,100円~ | 2,400円~ | 4,200円~ | 13,100円~ |
レイアウト編①見開きで考える
フォトブックのレイアウトで特に重要なのが見開きで考えること。フォトブックの場合、見開きのページがほとんど。よって見開きで見た時のバランスを考えて写真を配置する必要があります。
また、色味や雰囲気など配置する写真同士の共通点を利用して統一感を持たせることにより、まとまった印象になりおしゃれに見せることができます。
どうしても共通点が見つからない場合は大きさを揃えると良くなります。
レイアウト編②ページを贅沢に使う
入れたい写真が多い人にありがちなのが、1ページの中にたくさん写真を入れてしまうこと。
おしゃれ感を演出するならこれはよろしくありません。
それに一つ一つの写真が小さく、見にくさもあります。
写真を見やすくするためにも一つ一つの写真を大きくして、ページは贅沢に使うべきなんです。
レイアウト編③主役の写真は大きく、大きさの種類は少なめに
レイアウト編②にて、「一つ一つの写真を大きくして」と書きましたが、全ての写真を同じ大きさにすれば良いわけではありません。
おしゃれに見せるには大きさにメリハリをつける必要があります。
そのためにまず、主役の写真を決めましょう!
主役の写真=目立たせたい写真、一番綺麗に撮れた写真のことです。
見開き2ページにつき、主役の写真が一つあるのがベストです。「これは大きく見せたい!」と思う写真を選びましょう。
また、大きさの種類はフォトブック全体のバランスを整えるためにもいくつかに絞った方が良さそうです。
レイアウト編④できるだけ端を揃える
写真の端を揃えることで、すっきりとした印象を与えます。なるべく揃えましょう。
反対に端がそろっていなかったり、特殊な加工をしすぎると、見にくさも出てきてしまいます。
一方で、あえて特殊なフレームや加工を使ってそれをアクセントにする方法もあります。その際は他の写真の比率や端を揃えると、より良くなります。
レイアウト編⑤「寄り」と「引き」を意識する
写真を撮影する際のテクニックでも言われるのが「寄り」と「引き」を意識することです。
「寄り」は対象のものを大きく写すために近づいたりズームしたりして撮影すること、「引き」は逆に対象のものの全体を撮影することを言います。人物写真で多いのは「寄り」、風景写真で多いのは「引き」です。
「寄り」ばかり、「引き」ばかりになってしまうと単調で見ていて面白くありません。なるべく織り交ぜて配置するよう意識しましょう。
レイアウト編⑥余白を作る
余白を作ることで、一つ一つの写真を印象的に見せることができます。また、圧迫感もなくなります。
ただし、見開き2ページに一つの写真を大きく配置する場合はあえて余白を省くと見た時のインパクトが強くなります。「裁ち落とし」という技法です。
また、テキストを余白に入れることで読みやすさが出てきます。ぜひ活用しましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回はフォトブックをおしゃれにするためのコツをまとめてみました。
ここで再確認しておきましょう。
-
~構成編~
- テーマを決める
- ストーリーを考える
- 人物以外の写真も入れる
- フォトブックのスタイルを決める
-
~レイアウト編~
- 見開きで考える
- ページを贅沢に使う
- 主役の写真は大きく、大きさの種類は少なめに
- できるだけ端を揃える
- 「寄り」と「引き」を意識する
- 余白を作る
これらのコツを意識して、フォトブックをおしゃれなものにしましょう!
おまけ~撮影に関する記事紹介~
冒頭で撮影編の見出しを作っておきながら、何も触れずに終わるのはよろしくないですね。
そういうわけでここではおまけと題しまして、おしゃれに見せることができるかもしれない!?撮影テクニックに関する記事をご紹介します。
まずは「ワンランク上のフォトブックを作るための写真構図【初級編】」です。
この記事では、様々な写真構図について紹介しています。
誰でも簡単に真似できるので挑戦してみてはいかがでしょうか。
続いては 「入園・入学祝いにフォトブックを作ろう」です。
この記事は入園・入学に関する内容がメインですが、写真撮影のコツにも触れています。
こちらも簡単に真似することができるので、ぜひ意識してみましょう。
最後に紹介するのはこの二つ!「子どもの写真の撮り方の基本」と「構図について」です。
この二つの記事は卒園・卒業アルバムのお悩み解決コーナーにあります。
人物の写真を撮影する時に役立つテクニックが紹介されています。
以上の四つの記事、良かったら覗いてみてください!
最後に~花ブックの紹介~
今回作成したフォトブックのデータ、『花ブック』の表紙、一ページ、最終ページはこんな感じです。
デザインはシンプルにしました。なおタイトルやテキストに深い意味は無いです。それっぽく考えたのを入れました(笑)
中身もご紹介。
ちなみに私自身にセンスはありません。フォトブックの作成回数も片手で数える程。
それでも上記のコツを意識したことで、多少おしゃれなものになりました。
構成・レイアウトのほとんどが今回ご紹介したコツを意識して組まれています。
初心者でも簡単に意識できるコツ、みなさんもぜひ活用してみてください。
ではまた!